Tinder編
どうも皆さん、ハマジムのヨッシーです
最近は、かなり暑くなってきましたね、皆さんも体調管理には十分お気をつけ下さい。
さて今回は、コラム4回目ということで何を書こうかと考えまして・・。
ここ2ヶ月ほどマッチングアプリをやっております。今回はtinderでのやり取りについてお話しします。
東京に友達もいない、彼女もいない、仕事に活かせる女性経験もない、そんな状況に頼ることができたのがこれでした。調査という名目で逃げてやっていましたが(笑)。
課金しないとまともに、やりとりができないということなので、早速ダウンロード、課金して始めました。
(後で知りましたが、女性の中には、食いついてきた相手から、好みの人を選び、課金せずにやる熟練の釣り師のような人がいることに、驚きました)
マッチングアプリは現実と似ていて、男側が好意を示して、それを女性がどう判断するかという構図は変わりません、男は選んでもらうしかありません、なのでとにかく誰にでもL I K E(好意を表すサインのようなもので、送れる数は1日何回と決まっているが、課金すると無制限になる)というのを送って自分の存在を意識させなくては、始まりません。
最初は自分でも情けないと思うほど、片っ端からL I K Eを送りました。
今どきスマホを必死に連打するような行為は、ゲーム以外にはありません(笑)。
そこからも壁はたくさんありました。たとえ相手からも好意がもらえてマッチして、メッセージで、やりとりできるようになったとしても、最初のメッセージの返信が返ってこないこともザラでした。
やっていく経験から、10人とマッチしてとりあえずのやりとりができるのは、1人か2人がいいとこだと分かりました。
そのやりとりを続けても『会いましょう』と送った途端、返信が無くなったりと、気軽にやりとりできるツールだからこそ、その糸が切れるのもあっさりしていました。
そんな戸惑いの状況が続く中で、何事もやり続けるで、それが上手くなってゆくように、なんとなくですが、これはいけそうだとか、これはダメだということが、早い段階でわかるようになったり、メールでの女性とのやり取りの仕方に幅が広がってきたのです。
ですが複数の女性とメッセージのやりとりしたり、やっと会えた時に、ふと思いました。
『僕は何のためにこれをやっているのか』と。
最初は勉強とか実験のような口実でやっていましたが・・・どうもしっくりこなくなる。
元々Tinderは、やりモク(体の関係を結ぶためだけにアプリをやること、ヤリ目的の略)がほとんどと言われています。
いろんな人に聞くと、そういう人がほとんどらしいです。
調査という言葉に逃げて、やりモクにもなりきれない、関係を深めず、満足できない僕は半端者でした。
ただ、メールのやりとりや、会って喋ったり、食事をともにすることは楽しいし、たくさんの勉強にもなりました。ですがセックスがしたくないわけではありません、
でもそこに進まない、堅物の自分もいて、どこか友達でもプラトニックな関係でもいいから女性と知り合いたいくらいに思っていました。
実際の僕はほとんど女性経験がありません、ましてや彼女など人生でいたこともありません。
関係を深めるのに、躊躇してしまう。振り返ると、だからこそ本当の自分に、自信を持てなかったような気がしました。
でも今、A Vという業界にいる以上、セックスは避けては通れない問題です。それは普通の恋愛の流れでも同じでしょう。
ここでは終わりたくないからこそ、ヤリたい気持ちに素直になるため、そこから今までの殻を破るためにマッチングアプリを通して、セックスまで辿り着けるか、挑戦をしました。
当然、失敗もありました、ホテルに誘っても拒否されることもありました。
3回食い下がってもダメなこともありました。その後、何が違ったのかと考える。
そんな日々の中で、昔の苦い考えが頭をよぎりました。
20代の大半を、カップルや夫婦を見て、自分にそんな存在ができるのかと自問自答したり、悩んだり、諦めそうになったり、周りの人たちがいとも簡単にセックスしているように思えたりと、自分の境遇の殻を破るその硬さに疲れ、嫌気がさすこともありました。
『そんなものに縁はない』 過去に感じたそんな思いは、今もあったと思います。
そんな日々が長く続いたある日、一人の女性と出会いました。
今までにないような会話の感触と、相手の表情、雰囲気、経験の少ない僕でもなんか上手くいきそうな気がすると思いました。
勇気を出して、ホテルに行こうと伝えてみると、彼女はO Kを出してくれました。
やっとうまくいった!と安堵したのも束の間、また試練はやってきました。
今までにない経験でした。
それは『セックスの最中に勃たない』ことでした・・・。