膣にピアス vol.7
2016-07-12
コラムニスト:ユキちゃん(NDG)

フェラチオの最中にゲロした話。



ちょっと汚い話で申し訳ないんですけど、スカトロの話じゃないから聞いてほしいです。

たぶんライブがあって、結構お酒を飲んでいて、終電ギリギリで帰ったある日のこと。いや、酔っぱらって終電も逃していたかもしれない。渋谷からでている深夜の終バスに飛び乗って帰ったのかも。記憶もおぼろげななか、それでもどうにかかろうじて、当時のセ ックスフレンドと共にベロベロの状態で私の家へ帰ったのです。

家に帰ってからもワインを呷ったりして、眠気と色気が混じり始めた頃合いに、さてじゃあセックスでもして寝るか、と行為を始めたのですが、酔っぱらってベロベロで喘ぐ顔ってダメそう、と思い立ち、私は電気を消しました。しかしながら真っ暗ななかでのセックスはいつもと違って平衡感覚を失わせ、頭はぐらんぐらんするし、尚且つ眠気は増していくばかりでした。相手もどうやら一緒だったようで、行為の順序が進んでも、眠そうな反応のままでした。しばらくして彼は「口でしてくれない?」と私に提案しました。酔いがまわってマンコではイケなさそうだと判断したのでしょう。私はこれを快諾し、イカせるためのフェラチオを開始しました。

男の人の陰茎を喉の奥の方まで差し込んでしまうと生理現象でえづいてしまうものですが、私はこのえづいてしまう感じがちょっと好きでした。苦しい感覚がどMの性的興奮を呼ぶところ。えづいてでてくる胃液混じりの唾液がぬらぬらしていてとてもいやらしいところ。そして無理してでも頑張っているっていうその行為と姿勢が、何よりの愛情表現であると考えていたのです。尚且つイカせようと思ってのフェラチオだったのもあって、私は結構頑張っていました。普通の人より大きい彼の陰茎が口元や顎を圧迫する感じ。喉奥までむりやり突っ込むことにより溢れる唾液。丁寧に。時に激しく。

とその時、「あ、イク。」という切なげな宣言とともに私の後頭部は相手によって押さえつけられました。イカせるためのフェラチオに夢中すぎて、イくタイミングを予期していなかった私は、思いのほか陰茎をめちゃめちゃ喉奥まで突っ込んでしまいました。

「ちょっ」っと思う間もなく、アルコールと共に喉をせりあがってくるソレ。飲み込まなきゃ!と思ってもソレはもう口元付近まで。時すでに遅し。しかしながら「あ、イク。」って宣言されたし私!いまさらフェラチオを中断することは彼への報復!どMには無理! 溢れる!溢れちゃう!

パニックに近い状況のなか、私は泣きながらフェラチオを続行し、ソレをちょっとだしてしまった後、彼がだした精子と一緒に飲みこみました。嘘です。そこそこ吐きました。でもどうせ出てくる精子も飲み込まなきゃいけなかったし、できるだけ回収しました。彼は無事果てきりました。

2 人の間に少しの空白があったあと、「動かないで!」と私が声をあげました。半べそで、 暗闇のなか手探りでみつけたティッシュを大量に取り出し、回収しきれなかった陰茎周りのソレを必死で掃除する私をみて、彼は「やっぱり吐いてた?」とけらけら笑いながら尋ねました。汚いけど、今日にかぎって暗くしていてあまり見えなかったのと、お互いある程度おあいこの酔っぱらい状態であったのが幸いしてなんとか笑い話になりました。

っていうのをこのあいだ飲みの席で女友達に話したら、爆笑しながら「私もフェラチオの最中にゲロでたことある!」と教えてくれました。酔っぱらった女の子って案外フェラ チオ中にゲロするらしい。どうぞお気を付けください。
ユキちゃん(NDG)プロフィール

1991年生まれ。Nature Danger Gangのメンバー。

過激なパフォーマンスが話題を呼び、みんくちゃんねるの記事になったりエロ本の袋とじになるなどする。
一方でNDG加入前から続けているブログでは恋愛観などを赤裸々に綴っており、若者からの支持も得ている。
みんなの彼女でみんなのお母さん。喋る雪見大福。

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