『True Love 2 プライド』コメント集


7月28日(金)から、いよいよPGbyHMJMでの配信がスタートする梁井一監督最新作『True Love 2 プライド』。
まずは監督梁井一による作品の説明をー

前作で山南さんと榎本さんの2人がみせてくれたセックスや愛情表現がボケだとすると、タイトルの「TrueLove」はボケツッコミみたいなもんでした。シャレの要素が大きかった。
で一年の時を経て色々と状況が変わって本妻*岡井りえさんの登場である。「何がTrueLoveじゃいボケ!」ようやくまともなツッコミが入りました。
ただ奥さんも相当な大ボケをかましてきてくれました。それが本作「TrueLove2」です。

今作は榎本さんは不在での3人のお話となっております。男と妻と愛人の3人の話。
僕は3人の誰のことも否定したくなかった。

ご夫婦の心情は一旦置いといて僕は榎本さんに話をもう一度聞きたいです。その余白部分をもし撮影できたら今度はTrouLove3です。

不倫て大変だけど人間が滲み出ちゃって面白い。
梁井一



本作の公開に向けてPGコラムニストに先行して観てもらい、コメントをもらいました。




7月26日 UP




私信が届きました。


アキヒトさま

お世話になります。

「True Love2 プライド」
早速、拝見しました。
とっても面白かったです。

パート2ならではの「名作の域」に達しているのでは。
誰かが体を張ってハードルを乗り越えてくることで、その状況に関係してしまっている別の誰かの心も変えられていくような、心と体のダイナミズムが記録されていました。
また、この作品に関係している人の数だけ、「TRUE LOVE2」のタイトルにも個々の視点が降りてくる人間ドキュメントでした。

梁井監督のドキュメント、面白いです。
このシリーズは岩淵さんの役回りもおかしくていいですね。

簡単な感想ですが、
見せていただき、ありがとうございました!

小原治(ポレポレ東中野)


劇中、出演女優が、こう話す。

『今日の出演は誰も幸せにならないよ。凄いのに関わってる』

おっしゃる通り。

ただ観ただけの僕も決して幸せな気分じゃないし、凄いのに関わってしまったと想っている。

お願いだから『3』作らないでね。

ただ、圧倒的に『1』より『2』が面白かった・・・『3』有り得るな・・・。。。

鈴木淳史(ライター/インタビュアー)


開始1分で明かされる衝撃の事実にドン引き。
前作での本当を真っ向から否定する山南さんにドン引き。
彼の言葉をいっぺんの疑いもなく信じ、愛を感じている奥さんにもドン引き。
にも関わらずセックスの時の彼をかっこいいと思ってしまう自分にドン引き。
夫婦のセックスでは言わずもがなドン引き。

今作はとにかく嘘っぽいことを本当っぽく語る男と、それを真実だと信じて疑わない女が二人の真実の愛を再確認するという奇妙なドキュメンタリーです。

僕がこの作品で唯一trueだと思ったのは、彼はセックスが本当に巧いということだけ。

それ以外の出来事に対して、彼の言っていることすべてを信用することはできません。

でも彼らにとってそれが本当のことかどうかなんて、どうでもいいことなんです。
ただ彼らは自分が信じたい事を揺るがない真実にするきっかけが欲しかったんだと思います。
それが彼らにとっては本当に気持ちいいセックスだった。

「人に迷惑をかけてはいけない」「正直に生きなさい」「嘘はいけない」などと一辺倒な道徳教育を受け、それをバカみたいに信じ込んできた僕らゆとり世代は、セックスも下手だし、真実を語ることも、嘘を真実にすることも下手。
まさに完敗。
ゆとり世代を勝手に代表して白旗を振りたいと思います。

平野大地



7月21日 UP




桐野夏生が観たら長編小説にアレンジしそうな、根深い業を感じるオトナの愛憎劇。嫉妬を買う役として登場する女優・橋下まこの優しさにもらい泣き。ついでに梁井監督とハメて事態をさらにややこしくしてほしかったかも。大阪を舞台にした人情ものなので朝ドラの原作にもなりそうです。フェラを尺八と言っちゃうような熟女がチャネリング的にイキまくる姿も必見。「出会って合体まで○秒」みたいなタイトルが並ぶAV界で異彩を放ち続けるHMJM作品、キスまで57分の真骨頂です。

松本亀吉


True Love1は壮大なネタフリ。1を観てから2を観てください。
一箇所、タバコを吸うシーンがとんでもなく切ないです。
映画の『スモーク』を超えたかもしれない。
でも、2を観てから1を見ても面白いと思います。いや、2を先に観たら間違いなく1が観たくなります。
要はどっちから観ても面白いです。

バッファロー吾郎A


あの一作目は何だったのか、というくらいちゃぶ台はひっくり返される。
真実の愛って結局?
そして本作、
度が過ぎて禍々しくもある女の意地と、
度が過ぎてだらしなくも感じる男の優しさが交錯する。

岡井りえが岡井りえに終わらされる前に、
岡井りえが岡井りえを終わらせなくてはならない。

これはその儀式の克明な記録だ。

禅問答みたいなこと書きましたが本編見たらうっすらわかります。

鶴岡法斎


愛を確かめようとセックスするほどに、愛から遠くなる。
当然だ。だってそこには愛なんてないから。
あるのは男と女の自尊心と嫉妬と執着のグロテスクな欲の残骸。
セックスは、愛だとか恋だとか、夢見る男女たちに持て囃されているものの正体が、こんなにも醜悪だと見せつけてくれる。

花房観音


「真実の愛」は世に存在するのだろうか。あるのならば、それはたったひとつなのだろうか。
それぞれが信じたいことを信じるために、血眼で証拠を探し、言い聞かせ、思い込み、必死でしがみつく。
「面白さに耐え切れない…!」と咄嗟にポーズボタンを押してしまったり、お茶を淹れて心を落ち着かせたり、涙ぼろぼろでティッシュの箱を取りに行ったりして、見終わるまでにとても時間がかかりました。
山口雅


まさかの”続編”であり満を持しての”2”の登場。

前作から僅か1年の間で起こっている出来事が豪快かつ大胆過ぎて、もう笑うしかなくなってくる。

それでも「リング上で起こった出来事」は「リング上で解決するしかない」というプロレスラーのような発想で、やっぱりセックスをする。

こんなゴタゴタ劇がベッドの上に持ち込まれるAVは近年見たことがない。

でもやっぱり最後はセックスで解決するしかないんだと思う。
もう一度本気で来たら、また本気で応えるしかないんだ。

そんな常軌を逸した性にまつわる物語を、どこか冷静にそして情熱を持って見つめる梁井一の凄みがジワジワと伝わってくる。曝け出すことを連鎖していった結果、ここにいる全員がヤバイ吹っ切れ方をしている。

この吹っ切れ方は「規制」や「自粛」だらけの現代に対するカウンターなのだろうか。
いや、そんなことごちゃごちゃ言わずに見たらええんや!

今成夢人


TRUE LOVE ……「私、この人に本物の愛を教えられたんです」とほざく小娘が出演してた前作。本物の愛の産物が、「イタコが悪霊を降ろしたような発狂SEX」らしく、そういうのに乗れない僕は、実は前作を最後まで観ていない。

ただし、DVDのジャケットは最高。西新宿のアンティークレコード屋に紛れててもいいくらい、味のあるジャケット写真でした。太った醜い中年に抱かれる可愛い女のコ。リアル「美女と野獣」。禍々しいオーラが滲み出てる写真でした。

どうしてあんな可愛い女のコが、醜い中年男性に教えてもらった「本物の愛」を語るために、わざわざAV出演という形で、世にしゃしゃり出てきてたのか?

「TRUE LOVE 2」の冒頭30分を観たらすべての謎が解けます。気持ちいいくらい腑におちました。僕もこういう面倒くさい事に巻き込まれた経験があるので、件の醜い中年男性の心境が痛いほどわかる……同情しちゃう。

個人所有のクレジットカード。男性が経営してる会社のカード。狡猾なリボ払い手法を使い、自分が出演してたDVD(「TRUE LOVE」撮影以前に一度だけ出た他社のAV)を彼氏のカード複数枚を駆使して8500枚買い占めてた事実が明るみに。約2500万円の使い込みに気がついた彼氏がそれを指摘すると、家に置いていた現金まで根こそぎもってトンズラかました小娘。彼氏が警察に被害届を出すや、小娘はカウンターパンチで「ありもしない傷害罪」の被害届を出して逆告訴。結果、「本物の愛」の伝道師である彼は計35日間(15日+20日)勾留されるはめに。TRUE LOVE。

愛の伝道師に実は本妻がいた。「35日間勾留」と事が大きくなったことにより、2500万円の使い込み含め、すべて奥さんの知ることとなる。普通なら離婚に至る案件なのに、この奥さんもややこしい性格で。なぜか「TRUE LOVE」をリリースしたハマジムに自らコンタクトを取ってきて、続編AV撮影を逆打診してきた。

「本物の愛」を語ってた小娘の出演作品「TRUE LOVE」の続編に作ることによって、彼との間にある「本物の愛」を上書きしたいと。TRUE TRUE LOVE。

本妻さんの身の上話の中で壮絶な初体験の話が出てくるんだけど、これがまた秀逸で。今まで耳にした処女喪失話の中で一番突き抜けて面白かった。血のついたシャツを男が……皆まで書くまい。とにかく味があるイイ話です。それと、本妻さんの【女優名】もまた味があるんだよなぁ。

実はまだ冒頭の54分間しか観れてない。だって日々、SEXに忙しいんだもん。他人のSEXまで観てる暇がない。ただ、言えることは、この冒頭54分間に関しては百点ってこと。ここまでややこしい話をよくこんなわかりやすくまとめたなと、監督の腕に感心する。一般映画じゃ表現出来ないものがそこにはありました。アダルトビデオ特有のカタルシスです。

40年以上生きてるけど「愛」がなんなのか皆目わかってない僕からしたら、「本物の愛」がどうたら綺麗事いってる前作より、人間模様が入り乱れた混沌としてる今作のほうがよっぽど入り込める。冒頭の前フリだけでここまで高揚させてくれる作品なかなか無い。残り80分くらいあるけど、これは一体どう着地するんだ?

愛人女の脅迫による別宅軟禁。愛人女による横領の発覚。DVDの買い占め。シュレッダー。リボ払い。2500万円。被害届。捏造DVで逆告訴。35日間勾留。本妻の登場。AV撮影逆提案。本妻の家庭環境。幼児虐待体験。輪姦処女喪失。スワッピング……

フランス料理のフルコースを作れるぐらいの材料がそろってる今作品。どう調理してくれるのか。ハマジムの若頭・梁井一監督の腕の見せ所だよ。SEX行脚が一段落したら、残り80分、一気観するっすー。楽しみ、楽しみ。

黒田悠斗
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