私を芸人にして下さい 〜大阪・原宿編〜 Vol.17
2017-03-10
コラムニスト:バッファロー吾郎A
私を女優にして下さいAGAIN15』を観ました。
このシリーズが全てのアダルトの中で一番好きで、私の中で殿堂入りしています。
今作は梁井監督&営業のアキヒトさんからかなりおススメと聞いてましたが、仰る通りの名作でした。登場する三人の女性はそれぞれ個性的でエロいですし、笑える箇所もあります(加賀美さんの時のテロップとか)。
そして私個人の感想になってしまいますが、自分の思い出の場所がたくさん登場するので懐かしさも加わりました。
初っ端に登場するカレー屋さんは私が十九、二十歳の頃、この世界に入ったばかりで仕事も無く、千原兄弟二人が住んでいるマンションにずっと入り浸っていたそのマンションの近所にある思い出の場所。まだジュニアは芸名ではなくあだ名で、千原兄弟というコンビ名を一瞬だけSKB(セイジ・コウジブラザーズ)に変えた事とか、ジュニアが近所に引っ越して空いた部屋に相方が住み始めた事とか、当時ダイヤルQ2が全盛で、皆で電話を掛け捲って千原家の電話代が十万円弱になった事とかカレー屋さんを観ただけでいろいろ思い出します。
松尾監督が一人目の藍川さんとホテルに向かう途中で東梅田という看板。この東梅田は初めて風俗のポン引きに騙された場所、初めてヘルスに行ったのも東梅田のヘルス。
二人目の加賀美さんと松尾監督の待ち合わせ場所はアメリカ村の外れ。この辺は昔、金髪のロン毛で上下はオレンジの蛍光色のスウェットというとんでもない恰好をした千原の兄ちゃんに連れられて酒屋さんの店頭で飲む『角打ち』を初体験した場所。真剣に付き合っていた女の子に「木村さんは第三候補やねん」と浮気相手の補欠を宣告されたのもこの近所のマンション。ロフトプラスワンウエストでのトークライブを終えた帰りの新幹線の車内で急に右足が痛み出し病院で痛風と診断された事。宗右衛門町のスナックでのバイトが嫌だった事。馴染みの居酒屋で泥酔して金を払わず帰った事。泥酔したサバンナ高橋に背後からダンボールで襲われた事etc。
そんなどうでもいい事を思い出しながら今田監督ハマジム最後のシーン。
これが良い意味で重くない。それが逆にグッときます。
先日、ハマジムの近所で今田監督に偶然会いました。「ハマジムで打ち合わせがあって」との事。「エロじゃないですよ(笑)」と答える監督の笑顔を見て、なんかホッとしました。
私がこの作品を好きなのはエロとかカレーはもちろんですが、寂しい事や哀しい事があってもそこに登場する皆さんの前向きな姿が好きなんだと思います。
バッファロー吾郎Aプロフィール

バッファロー吾郎A。略してバ吾A。

20歳の時からカンパニー松尾信者。

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